透水性保水型舗装
トース土工法(透水性保水型工法)
近年、日本の平均温度が徐々に上昇していく中、 都市部の地表面の温度上昇や屋外の歩行性を緩和する為、様々な対策が打ち出されています。
この厳しい状況を緩和する為に私たちはトース土工法による施工をしております。
人間が自然を破壊して招いた結果ですが、少しずつでも元の姿を、取り戻したいと考えています。
トース土工法は土に添加物を配合し土を団粒構造に変え、透水性と保水性を向上させる工法です。
硬さの調節が出来ますので、軟らかいグラウンドから硬めの園路まで幅広く使用することが出来ます。
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現場条件
- 施工時気温 4℃以上
- 地盤が比較的硬く、安定している場所
- 湧水地や湿地帯でない場所
- 表層として利用する土質は砂質土
- 改良工法は攪拌工法で、路上でも、中央混合でも可能。
- 特殊な場合の対応として、粘性が強い土を使用する場合は砂を混合する
適用可能な範囲
- 歩道表層
- 遊歩道(サイクリングロード等)表層
- 園路表層
- 公園敷地、グラウンド等の表層
トース土工法(透水性保水型工法) NETIS QS-060005-V
新規性
- 保水性や透水性を有する材料(物質)を土に混ぜることなく、土全体を特殊な土壌改良を施することで、立体網目状の団粒構造に変え、土が本来有する透水機能、保水機能を格段に向上させたこと。
- 特殊な土や購入客土を利用することなく、現地土を改良することで舗装材として使用することを可能にしたこと。
又土(表層)を廃棄処分することなく、再利用が出来ること。
砕石材に含まれる土粒子(細粒分)を団粒構造に変えることができるため、路盤材をトース土工法に利用できる。
期待される効果
- 固化材の使用で降雨後も舗装材の硬度変化が少なく「ひび割れ」の発生を軽減する。
- 砂質土系の土であれば、現地土の利用が可能で、 環境に対する負荷を軽減できる。
- 透水性が高いので、降雨後の水溜りやぬかるみが出にくい。また、雨水の地下浸透効果も高い。
- 保水性があることから、気化熱による冷却効果で、表面温度を下げる効果があるため、歩行者にさわやかな清涼感をかもし出すことができる。
- 防草効果があり、防草材としての利用が期待できる。砕石材(クラッシャーラン、再生クラッシャーランなど)を利用できることで、材料選択の幅が広がる。